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        上海 <<3・4日目>>                 2004年03月

”朝がゆ”食べるため、この日も早起き。 食べ物の原動力は効くわ〜。 先輩ふたりと ホテル近くの地元の人がフツーに朝ごはんを食べるような食堂で2種類を食べる。 漢字からはなんのお粥か想像できないのよねぇ。 来たのは甘〜いお粥と香草と鶏肉のお粥。 ワタシはタピオカ入りの紅茶。 うんこれは癖なく美味シー。  朝食後、外灘近くからバスに乗るため乗り場を探す。 なかなかたどり着かない。 なんでだ〜〜。 バスは死ぬほどあちらこちらと通りすぎて行くのに、目当てのバス停が見つからない!!! いろんな人に尋ねてみるが、会話がなりたたずハガユイのよ。 こっちの英語もさることながら、相手はまったく英語が通じなくってガイドブックの地図を指差したり漢字で会話したりで、どーもチンプンカンプンでパっとしなくってさぁ〜。  で、ワタシ達が出した結論は バス停という概念がなくって、止まってるバスに勝手にドアを開けて乗り込むんだってことになった。 で、、、止まってるバスの扉を勝手に開けようとしたが 運転手・乗客に驚かれ無視された。まぁ〜その乗り込み方は間違ってたわけで。。。 そのあとバス停からちゃんと乗りました。 恥ずかしかったけど、後で考えると、とってもオモシロく、いまでも思い出したら笑ってしまうほど。 旅行ってこーゆーのが楽しいよねぇ。 

朝の通勤自転車ラッシュ コンビニで中国版コナン君に出会えるとは! やっとの思いで乗れたバス
冷暖房の空調ありなしで値段が違う

バスで新天地近くまで行く途中スタバに寄った。 朝粥の値段と比較すると ちょっと贅沢すぎるほどのコーヒー代、、、。 誰がここでスタバを飲むの? そう、見渡せば、私達のような旅行者か地元の小金持ち風。 そこからSOHO地区と言われてるところまで歩く。  昨日は家の中を見せてもらったり、リーロンの路地をうろうろしたりと局部的文化観光がほとんど。  3日目は建物や街並み、街の雰囲気など 街をを引いてる観光の日となった。  SOHO地区に行く途中にある南北高架路沿のお店で焼小ろん包を買い食いする。 う・旨い!!! ちゃんと中からジュワぁぁぁっと肉汁がでてくるのサっ! 店舗ごとお土産に持って帰りたいくらい。 日本で出店したら儲かると思うねんけどなぁ〜。 この焼き小論包が今回の上海旅行で一番美味しかった。

田子坊というSOHO地区の中庭で昼間っからワインを飲む♪ 飲みながら みんなで機嫌良く、テキトーな小話をしてさらに幸せになる。 ほぇ〜気持ちヨイ。  お酒に弱いので真っ赤な顔のまま、のったりくったり街並み散歩再開。  そこでデジカメのバッテリーが切れかけてるのに気付く。 3泊4日の旅行だから一杯写真とると思っていなかったのよね〜。 残りを気にしながらのカメラってイマイチーーーー

街並み見ながらも やはり気になるケーキ事情。 シフォンケーキは見当たらなかった。 海外で食べてみたい!と思わせるケーキ屋に出会ったことがない。 今回も出会えなかった。 日本のケーキ屋の水準が高すぎるのだろうか?

ケーキ屋さん、
どこもあまり美味しそうには
見えなかったよぉ残念
繊細なデコが少ないというか
昔っぽいというか。。。

上海は地区によって街並みの表情が全く違っててとっても面白い。 昔ながらの街並みがあったり、租界時代の西洋文化で繁栄していた建物があったりと異種多様。 租界地区はイギリス、フランスそれぞれの建物が立ち並び、浦東周辺は開発されて宇宙的センスの建物や 郊外の高層住宅街が並ぶ。  中心街はリーロン街が立ち並んでるのを蝕んでいくかのように、取り壊されつつあり、今の中国好景気を象徴する高層建物がそこらじゅうで建設されてる。 どれもが今の上海にいたるまでの重要な歴史的証言のように思える。  好景気に乗じて古い建物を加速度的に取り壊していくのを見るのは忍びない。。。すべてとは言わないまでも歴史の断片を大切に、建物も有る程度はこのまま大切に使い続けて欲しいものだと思う。

この日は比較的高層を取ってるわね、私。

街をうろうろした後、 宗慶齢が晩年住んでいた家に行く。  旅行前、宗家の三姉妹をみた。 絶対2番目の姉・慶齢がすむ家に行こう思ってたの。 ほんと素晴らしい映画よ。 上海の歴史の下調べにぴったりだからオススメ。でも、、、着いたときには閉まってた。ぐっすん でも、記念撮影できたから いいのだぁ〜 

紹興酒のはかり売りをしてくれるお店にいった。ペットボトルのような容器がないと売ってくれないらしく、瓶に入ったものを買う。 本で紹興酒の美味しさを見直した等など 書いてあったので地図を片手にさがしまくって見つけた店なのだが ワタシにはサッパリ。 養命酒っぽい? はぁ〜 ちょっとくらいお酒がわかるオトナの女性になりたかったよ。 

宗慶齢の家の前で記念さつえー
こーゆーの、この旅行でコレだけかも

夜、上海雑技団ショーをみる。 たしかに凄いのだけど、テレビで見慣れてるせいか、なんの新鮮味もなく、ただただ雑技をしている子供達の給料や生活や将来ってどーなんだろーと 考えても意味のないことをぼんや思ってしまう。 衣装が変なのは気になったケド。

帰りの日、見納めに、外灘からの景色と太極拳な人たち見て、を朝ごはんの屋台が沢山にぎわう呉江路(だったと思う)ところに行く。 途中の人民公園でも太極拳をしてる人をぼんやり見ていたら おじさんが英語で話しかけてきた。 ラッキー地元の人と話せるチャンス!!!  上海は高層マンションばっかり立ち始めてるが、地元にすんでるおじいちゃん、おばあちゃん達には到底手がでない高価なものなので、遠くへ移りすむほか仕方ない、みたいなこととかをいろいろと教えてくれた。 よくわかんないけど、これが社会共産主義から資本主義へ移り変わっていく過程での起こる矛盾みたいなものなのかしら?  朝ごはん街は終わりかけていた。 滑り込みで、揚げたパンやパクチーが入ったクレープのようなお好み焼きのような?ものを買って食べる。 美味しいけど、量おおスギ。

その後、近くの高めのホテルにのぼる。 やっぱり旅行にきたら、一度は上から街並みを見てみたいものねっ。上からみた町は歩いてるとき思ったままに、新旧高低いりまじった街の表情のゲージ振りが大きい街だった。

面白い形の高層ビルの真下には
低層の古い町並みがはまりこんでる。
大きな町よね〜

今回の上海旅行、すべてのことに恵まれてて、ほんとうに楽しい旅行だった。 あーーー、締めの言葉なのに感想がたよりないよぉ〜。 もうちょと小ましなことを旅行から帰ったときは思ってたハズなのに。  さっさと旅行記まとめとけばよかった。  半年以上振りに思いかえしながらまとめてるだけでも気分は上海になり楽しめた。 手軽で気持ち楽なアジア旅行、ちょっとはまりそー。

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