トップ > 最終更新:'05/05/05
        タイ                 2001年11月

関西空港から6時間弱のフライトでタイに着いた。時差はタイの方が2時間遅いので得した気分。ホテルにチェックインしてから廻りを散策した。すぐ近くの道には露店が並んでいる。日本のお祭り屋台が一年中あるような感じ。衣類、果物、電化製品、屋台、クジ売り、雑誌、お土産物。いろんな店が歩道一杯に並んでる。かなり歩きづらい。ガイドプックに屋台料理はどこでも食べれるってホントのことだったみたい。とりあえず目に入った珍しい物を買い食いした。結構イケル、さらに安い。屋台だと100円くらいでおなか一杯食べられる。英語が通じないとこもあるので人が食べてるのを指差して頼んだら分ってくれた。カオパットガイ(タイ風焼き飯)がおいしかった。

ホテルからチャオプラヤー川を見下ろす


タイ観光1日目---ホテル近くに水上バス乗り場があったので、今日はチャオプラヤー川の公共水上バスを使って有名な寺院めぐりをすることに。乗船料は30円足らず。水上バスはちょっとしたクルージング気分に浸れる。かなり気に入って旅行中4回ほど載った。始めに訪れたのがワット・アルン、、、の隣の本堂。人影少なし。なんでポケーっとすること30分。後でガイドブックを見たら、そこは穴場でのんびりできると書いてあった、まさにその通り。ワット・アルンをみて川を渡ってエメラルド寺院、王宮を見た。その後ワット・ポーに向かって歩いているとタクシーの運転手らしき人が近寄ってきて”ワット・ポーはもう閉まってる”としきりに話し掛けてくる。おっときたーー。Webで見たタイでよくあるボッタクリ手口その一だわー。ふんふんって聞いてたらタクシーに連れてかれて違う観光地に連れていくってやつ。無視してワット・ポーまで歩いたら普通に開いていたしー。こんな感じの手口には5日間で3回遭遇した。それ以外は特に嫌なことはなかったので、タイは安全だと思う。

ワット・アルンの本堂(穴場?) まっ青の空にそびえ建ってた


ワット・ポー観光後、敷地内にあるマッサージスクールで足ツボマッサージをしてもらった。痛いのかと思ってたら全然痛くない。やんわりと気持いーって感じるくらい。このマッサージもむちゃくちゃ安い!45分で800円くらい。足ツボは30分以上待ったが、伝統的タイ式マッサージなら回転がいいので比較的すぐやってくれるようだった。マッサージの後、近くのバンラプー市場で買物してレストランでトムヤンクンを食べた。予想通り口に合わなかった。スッパ辛くて香辛料ビシバシなんだもん。カレーもちょっと。。。鳥粥っぽいのはまだいけた。帰りも水上バスに乗ったが朝と違い夜はむちゃくちゃ幻想的。船から寺院のライトアップやホテル、街の光、行き交う船のネオンが見える。夜の水上バスはホントに気持いい。もう一回乗りたかったなぁ。

カオサンロードで母と妹のショット
ここには西洋人観光客が一杯
トムヤンクンとカレーと鳥粥
・・・苦手かも。


タイ観光2日目---アユタヤへ。自分たちで行くつもりだったが、アユタヤの遺跡はちらばってるのでツアーが楽で安全と進められ半日コースに参加した。ホテルからアユタヤまで車で1時間弱。車から降りた瞬間、空気がキレイーって感じた。たぶんこれはバンコク市内があまりにも空気が汚いせいでしょう。アユタヤでは遺跡・寺院を3つほどみた後ゾウに乗った!ゾウが歩くたび、かなり揺れて恐い。ゾウに乗ってると周りを見下ろすことになるでしょ。昔の偉い人が乗り物として愛用してた気分がちょっと分った。
半日コースの後チャイナタウンを散策。これもまた所狭しと露店が並んでる。どの国にもチャイナタウンってあるよなー。で、どこもパワーがみなぎってて。中国人って凄いよなー。
夕飯を食べる為に水上バスとBTS(モノレール)を乗り継いで海鮮料理の店へ行った。水槽の魚貝類をその場で調理してくれた。全般的に中華料理っぽくって美味しかった。タイ米でつくるチャーハンは絶品。えびもシャコもスープも野菜炒めも・・・ぜーんぶ美味しかったなー。
今日もホテル近くのマッサージ屋で足ツボをしてもらった。きもちいぃぃぃぃぃぃぃぃ。

アユタヤのワット・スクワンビット ゾウです


タイ観光3日目---BTSでスクンビット地区へ。百貨店めぐりをしてお土産買ってスタバで休憩。市場で物価が1/3くらいなのにデパートは日本とあまり変わらない値段。誰が買物するんやろ?やっぱ、私らみたいな観光客?
買物の後、バンコク市内を一望するために一番高いバイヨーク・スカイ・タワーに登った。ごちゃごちゃした道を通っていったんだけど母はかなりショックを受けていた様子。。。確かにあんまりいい道ではなかったかも。タワーから見たバンコクはけして綺麗な街とは思えなかった。凄く都会で高いビルも大阪の何倍も建ってるんだけど片やゴーストビルやさびれた街並とかがあって。  うーん、不思議な街に見えた。この景色が私が感じたタイのイメージを象徴してるように思う。人々の暮らしぶりもハイソな人もいれば昔ながらの生活スタイルの人もいる。貧富の差が全く違う人達がごっちゃ混ぜに暮らしてて、建物もいっしょで綺麗なものと汚いものが混合していて。日本ってある程度同じような水準で暮らしるから、それがフツウって思ってたけど、そうじゃない国があるってこと(当たり前なんだけどね)を目の当たりにして、ちょっと考え方が変わったような気がする。

バイヨーク・スカイタワーからみた街並
すごいビル群が向こうまで続いてた


タイ最後の夜は屋台で食べのこしている麺類に挑戦。ヘルシーで美味しかった。路上にテーブルがおいてあるとこが繁盛してたので入ったら、なんと現地タイの青年と相席。妹と私はこの状況にかなりハマッてしまい、ひたすら可笑しくて笑ってた。彼は不愉快だったかも。一言も喋れなかったけど、一緒のテーブルでご飯を食べるってとても親近感がわいてくるみたいで再びバス乗り場で彼を見つけたときは妙に嬉しかった。そうそう屋台で食べたたこ焼き器のような鉄板で作ったココナッツミルクのお菓子はおいしかった。オレンジジュースも。

タイでもたこ焼き器?を発見 安くて美味しい屋台料理


バンコク旅行はフリープランで充分かも。容姿が同じアジアンなので安心するし、治安もそんな悪くないと思うので。交通手段も水上バス、BTS、バスがあり、タクシーもボッタクリを注意すればむちゃくちゃ安い。私達が泊ったシャングリラは水上バスとBTSの駅にとても近くて便利だった。雰囲気もいいのでオススメのホテルです。ホテルの夜のロビーも最高で、生演奏を聞きながらチャオプラヤー川を行き来してる遊覧船をボーっと見て。あー至福の時。 タイの人は親切な人が多かったように思う。  コープクンカー(タイ語でありがとう)